《After Nakba》
ある夜明け前に息子が「パレスティナの、あのキッベを包んでみんなでお話する夢をみた」と言って起きた。ママの作ったレシピの本(『抵抗のためのレシピ』)を読み、梱包を手伝っている5歳の息子のまだ限られた地図の中には京都、東京、韓国、イタリアなどとともにパレ スチ ナ が存在している。
Kefahさんは詩人であり革命家Abd al-Rahim Mahmoud(1913-1948)の『After Nakba』という詩を選んで、朗読してくれた。録音からは時々、子どもたちの声が聞こえる。彼女はテントで2人の幼い子どもを守り、育てている。
写真はガザの一番高い場所から2023年10月3日12時17分に撮影されたもの。教師のKefahさんは仕事仲間とレストランを訪れていた。
昨年8月からガzザの人たちに提供してもらった音源と写真を元に音楽を作るプロジェクトをやっている。『After Nakba』はその第3作目で、今回も売り上げは主に音源制作協力費としての提供者に支払い、残りの利益は人に苦しんでいるガザの家族、友人たちへと送ります。
原 摩利彦
(「ナクバ」はアラビア語で「大惨事」を意味し、1948年イスラ.エル建国によって追放され、難民となった人々は5月15日を「ナクバの日」と呼んでいます。彼女、彼らはずっと故郷に帰る権利を訴えています。)
credits
Voice: Kefah from G aza, Pale stine
Arrangement, Synthesizer, Piano: Marihiko Hara
Photography: Kefah from Ga za, Pales tines
Design: Muranaka Masumi
released May 15, 2025
“After Nakba”